薬物とは何か


ここで言う薬物とは、覚せい剤を指します。

薬物を使用する事で、得るもの、失うものは有るのか?


使用中は今まで経験したことのない感覚や空間を体験でき、これまで抱えてきた悩み、苦しみから解放されたかのよいな気分を味わい
個という自分を深く理解するように努力し、また考える事ができる時間を与えてくれる。
その薬はまるで、自分を変えてくれる唯一の存在であり、唯一自分を認めてくれる不変な
物。そう物だ。

みんなこの感覚欲しさに何度も薬に手を出す。

実社会では決して味わう事の出来ない、感覚と空間。自分だけの特別な【空間】を薬を使う事で手に入る。まるで異次元の世界に来たかのような神秘的な匂いがする場所。



ただそれは長くは続かない、、、



初めのうちはまだいい、そんな場所を行き来できる【物】を手に入れた気分でいられる。
なんとも居心地が良い場所。

一回、二回と使用が増えて行き、それは急速に悪化する。


【物】が無くなっていく不安。計り知れない不安が襲ってくる。


発汗、不眠、不食、頭痛、吐き気、恐怖、怒り、腐食、不安、幻聴、あらゆる障害が後に残り、そしてあらゆる恐怖が襲ってくる。

これが【薬】をやり、自分だけの空間を得た【代償】だ。その空間で得た素晴らしいと感じた時間はその後、大きな代償を貴方に与える。

薬物依存症が【病気】と言われているのは、後の【後遺症】を指すからだ。

脳はそう簡単には戻らない、言語障害になった方は数多くいる。

ただ私は薬物依存症は【病気】と位置付けてはいない。


【病気】と位置付けてはあまりにも可哀想だ。


依存症と闘っている方々は病気と闘っているんじゃない。自分と闘っているんです。



自分を見つめ直す空間
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グリーンハウス所長より









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